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執筆者の写真日本女性財団

新しいビジネスをつくり出す 「女性たちのウェルビーイング」マーケティング

 

フェムテックをブームで終わらせない!


「健康経営」×「商品開発」の視点で考えれば、ビジネスチャンスが眠っている!

産婦人科医、予防医療、ヘルステック開発、ダイバーシティ企業、社会起業家 …etc.

多彩な専門家から学び、新しいマーケットに挑戦しよう!



「ウェルビーイング」という観点から、今後の日本、未来の人財につながる女性の心身に関わる課題を「企業の商品・サービスで解決する」という目的で開催された「WELL WOMAN プロジェクト」の書籍化!



●著者(掲載順)●

日野佳恵子

株式会社ハー・ストーリィ 代表取締役/女性トレンド総研

永田潤子

大阪公立大学大学院都市経営研究科 教授

対馬ルリ子

産婦人科医師/医学博士/女性ライフクリニック院長

髙宮城直子

Naoko女性クリニック 院長

笹尾敬子

一般社団法人放送サービス高度化推進協会 常務理事/日本女性ウェルビーイング学会 代表

今村優子

株式会社リンケージ FEMCLE Director/日本医療政策機構 フェロー

池田久美子

ダイキン工業株式会社 人事本部 ダイバーシティ推進グループ ダイバーシティ 専任部長

荘司祐子

株式会社ポーラ 人事担当執行役員

細川モモ

予防医療・栄養コンサルタント/一般社団法人ラブテリ 代表理事

米川瑞穂

株式会社日経BP 総合研究所 主任研究員 メディカル・ヘルスラボ

日根麻綾

株式会社エムティーアイ 執行役員 ヘルスケア事業本部 ルナルナ事業部 事業部長

森田敦子

株式会社サンルイ・インターナッショナル 代表/株式会社Waphyto 代表

具嶋友紀

株式会社Greenspoon 商品開発責任者

名和成明

TOPPANエッジ株式会社 中央研究所 ビジネス推進部 部長

小林味愛

株式会社陽と人(ひとびと)代表



著者からのメッセージ

本書は、近年注目されている「ウェルビーイング」の専門書ではありません。

また、ここ数年、話題となってきた「フェムテック」に関する専門書でもありません。

本書はずばり、「ビジネスヒント」をつかむための本です。ビジネスのテーマを「女性のウェルビーイング」に絞り、未着手の社会課題を掘り起こし、イノベーションのきっかけを見つけるための本です。

なぜ、「女性のウェルビーイング×ビジネス」が重要なのでしょうか。

それは、この数年に私たちが体験した社会変化からもたらされました。

実際に、あなたのまわりではどんな変化が起きていますか? あなた自身の価値観はどう変わりましたか? この数年で、私たちはたくさんのことを考え、学び、強くならざるを得ないという意識に変わりました。

誰もが「健康で生き抜くこと」への意識が高まりました。

環境破壊、新型コロナウイルス、ロシアによるウクライナ侵攻……、「安全」「平凡な幸せ」が当たり前ではないと気づかされました。その期間、「SDGs」という提言が一般に大きく広がり、同時に、真の幸福を考える「ウェルビーイング」という言葉も広がっていきました。(中略)

そんな中で、なんとか少しでも「ウェルビーイング」という観点から、今後の日本、未来の人財につながる女性の心身に関わる課題を「企業の商品・サービスで解決する」というプロジェクトはできないか、と立ち上げたのが、「WELL WOMAN プロジェクト」です。

2021年、2022年の2回に渡り、約30社、総勢80名、全15チームによって異業種共同での「女性の健康課題をビジネスで解決する学習会」を開催しました。

約半年かけ、異業種で編成されたチームで女性の健康課題について専門家からの話を聞きながら、ビジネスアイデアを出し合い、新しいビジネスのタネを創出し、プレゼンテーションを行なうという学習会です。(中略)


本書1冊の中に、「女性のウェルビーイング」を柱に、急速に話題となった「フェムテック」「ジェンダード・イノベーション」という女性を取り巻く社会トレンドキーワードのすべてを濃縮し、各専門家、業界の方々の講義、そしてビジネスプラン内容を掲載しています。

どうぞ読者の皆様の事業のヒントに、新たな市場創造に、社内勉強会に、ご活用ください。

----- 「はじめに」より抜粋 -----







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